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Eto Ryosuke 著
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ヴズメノ・コロー(vuzmeno kolo)[クロアチア語. =復活祭のコロー]
歌声に合わせて踊られる,行事に結びついた儀礼的な女性サークルダンスである。以下に示す説明は,ラコーチャ村に伝わる実例からのものである。

復活祭の土曜日の晩や復活祭の本ミサの後に,娘たちや婦人たちは歌を歌いながら村内を練り歩く。そして,広めの広場や村の両端,畑の端などで立ち止まっては,このコローを踊る。腰の前面で交差させて手をつないだり,単純な様式で手をつないで閉じたサークル隊形を作って踊る。踊りは唯一のモティーヴの繰り返しからなる。これは,三歩格のモティーヴで,2/4拍子3小節分の長さの,非対称な構造のステップである(フェロー・ステップ:左へ2歩,右へ1歩)。このモティーヴによって,サークルは太陽の巡る方向と同じ方向へゆっくりと公転する。

歌われる歌は,やはりこの機会だけに歌われるもので,"vuzmeno pesme" と呼ばれるものである。これは,互いに類縁関係にあるいくつかの旋律から成る。それぞれの旋律には数多くのストローフの歌詞が伴い,さらに,ストローフの繰り返しやリフレーンが行われるために長時間に渡って歌われ続ける。テンポは,♩=70~88と極めて遅く,そのため,伴う踊りは厳かな雰囲気で踊られることになる。

(出典:Borbély Jolán, 1974)
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by kislexikon-a | 2009-09-13 16:19 | ・ヴズメノ・コロー